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【a6300+Pilotfly H2】4K動画ロードマップ その6 | あのレンズ付けて乗せてみた

α6300を使って動画撮影に使ってみたい手持ちのレンズについて、Pilotfly H2に乗せた時にも使えるのかどうか、早速試してみたいと思います。



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何と言ってもこれが醍醐味ですよねぇ。

そうそう、その前にひとつ説明しておかなければなりませんね。

ジンバルを使う前には必ずカメラのバランスをとらないといけません。
天秤を使って両脇の重りを同じ重量にしてやると水平にバランスが保たれるようなイメージですね。
これが出来てない状態で使用すると、モーターに過度な負荷が加わりビビりや異音が発生し、不安定な動作となり最悪な場合は故障の原因となります。

ジンバルのバランス調整についてですが、実は僕も正しい方法を分かってません。(笑)
一応ネットでも調べられますし、独学でよろしければ機嫌が良い時にでも調整方法を書いておきます。
バランスをとる時はジンバルの電源をoffにしますのでその辺りは注意して下さい。

付けてみたいレンズ

・Sigma 35mm F1.4 DG HSM Art
値段、写り、共に最高で、まっさきに使ってみたいレンズです。
ただ、気になるのは大きさと重さがジンバルに適合するかどうかと言うところです。


・Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100mm
こちらはフォーカスリングを回すと全長が変わってきます。その辺の可変具合はどう影響してくるんでしょうね。
あと、フォーカスリングを回した時にブレが発生しないかどうかも気になります。


・Tamron SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO
多分これを付けると重量が2.2kgオーバーしちゃうのかな?
無理だと分かっているのにやってみたくなっちゃう。無謀にも立ち向かって行く勇気。(笑)


前回の記事で三脚を使って動画撮影をしてみた通り、上のレンズ3本の内2本が僕の現状では使用困難だったことはさておき、今回はジンバルに乗せてバランスをとることが出来るかどうかに焦点を当ててみたいと思います。

とりあえず、レンズを付け乗っけてみましょう。


Sigma 35mm F1.4 DG HSM Artを付けて乗せる

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意外とバランスとれた。(笑)
ただ、やはり重量はそこそこあるのでシビアな調整となります。
ジンバルも無理な体勢になると痙攣したりと苦しそうでした。
ジンバルの電源を入れて、MFでピント送りをやってみましたが、やはりブレますね。

Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100mmを付けて乗せる

バランスは・・・取れなくはないけどかなりフロントヘビーなので重心をとるのにα6300を後ろにずらしていき、結果クイックリリースプレートを固定する金具の幅半分くらい隙間を空けるところまでずらさなければなりませんでした。

フォーカスリングを最大まで回すと更に重心をとる為に後ろへと移動・・・出来ない。(笑)
クイックリリースプレートが固定金具よりも後ろへずらさなければバランスがとれないので実質不可能でした。

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ピンク色枠内がクイックリリースプレート

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青色枠内が固定金具


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「Makro-Planar T* 2/100mm」の場合、クイックリリースプレートを上画像のピンク色線までずらさないとバランスがとれません。
この状態だと、固定金具の幅半分でしか固定が出来ておらず不完全な感じしますね。トラブルが起きそうなのでこのまま使用するのはやめておきます。

そして、全長を一番長い状態にすると、ここから更にずらすことになり固定金具で固定もできなくなります。

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やっぱりフォーカスリングを回して全長が変わると崩れますね。(当たり前か)

何かしら対策の余地はありそうですが、やはり全長が変わるレンズ(特にフォーカスで変わるやつ)はジンバルに向いてないです。


Tamron SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROを付けて乗せる

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うーん、無理!
分かってたけど無理!
重いのもあるけど、長過ぎてバランスとる以前に乗せることが不可能。(笑)


まとめ

インナーズーム、インナーフォーカスなどの全長が変わらないレンズが良い。
望遠レンズなどの長物は乗せる事さえ出来ない。

重さに関しては「Sigma 35mm F1.4 Art」(665g)くらいがギリギリ実用として使えるのかなと思いました。

前回の「Aマウント用レンズはAFで手動絞りが設定できない問題」と今回のジンバルに乗せた結果を踏まえると、お気に入りのレンズは性能を十分に発揮させるのは困難であるのが痛いほど思い知らされたわけです。

ことごとく僕の思惑は失敗に終わるのでした。
最近は失敗ばかりを味わっている気がしますが・・・。

しかし、ネットでも情報が少ない以上、もはや自分でやってみるしかないわけです。
それは攻略本を見ずにゲームをやっているような、次何が起こるのか、どうやったら解決するのか、自分で考えて進んで行くスタイルですね。
最近ではなかなか味わうことのない未知なるものへの挑戦であったり、体験であったりというのはワクワクするもんですね。

そして、困っているところに手をさしのべて頂いたと言う喜びもありました。

以下のリンク先へ行くと、あなたも幸せな気持ちになれるかも?

ごめ※さんのブログ「鏡のない生活」
mirror-less.blog.jp


ワクワクとは言えね、大金が動いてますから、必死ですよこっちはもう。

うーん、じゃあやっぱりEマウント用レンズを付けるか。


と、気を取り直して次へと進むきうまであったが、またもや問題が発生し悩むのであった・・・

続く。


よろしければ下にある動画の方もご覧になって下さい。

御観覧ありがとうございました。
ほんならまただわ!




【α6300+Cral Zeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】