きうまのふぉとらいふ

自由気ままな「ふぉとらいふ」を提供しています。


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OSCAM◎ OSMO POCKET CAMP one year later


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あれから一年がたった…

きうま少年はあの日を振り返る。

www.kiuma-photogram.com
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動画編集を終えて

きうま少年は、ひとりレッドオーシャンを眺めていた。

「あの石ころを投げ込んでも、この海には波紋のひとつ広がりやしないのか」

きうま少年が投げた「渾身の一投」は、この海に沈むどころか跳ね返ったのであった。

「カッチカチだな!」



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分かっていた話しである。

しかし、実際に行動して反応を見たいと思う気持ちは

結果として辛さを浮き彫りにするだけであった。

レッドオーシャンは答えた。
「すべての海が、お前の石を受け入れるとは限らないと言うことだ」

「なるほど。ならば俺がお前を受け入れるまでだ!石ころだろうが、海だろうが、俺にとっちゃ手のひらサイズよ!」



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きうま少年は海水をすくおうと手を差し出すが、足が前に進まない。

赤く染まった海を前にして、無意識に痛みを避ける自分がいた。

「君さあ、早く食べてくれる?麺が伸びちゃってるじゃん!」
強面の店長はキレ気味に言った。

迷っている暇はない。

店長の情熱が、きうま少年の体をたぎらせる。

店を後にしたきうま少年は思った。

「明日はケツから火を吹くぜ!」

冬が近づく街角、北風さえ涼しい。




【4K UHD】OSMO POCKET CAMP in Izumo Hinomisaki Japan / OSCAM 出雲日御碕