伝説のレンズを手に入れた!
Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100 (ZF.2)
先月にアップした記事「レンズの選び方」でも書きましたが、α7II用の中望遠レンズを何にするかをぼんやり考えていたわけですよ。
必要としている条件をまとめるとこうです。
・マクロレンズ
・開放f値が2.8より明るい中望遠レンズ
マクロレンズは「Tamron 90mm(272E)」を持っているのですが、望遠ズームの「Tamron 70-200mm(A001)」とf値が被るので、マクロ撮影以外の中望遠としては出番があまりないだろうと考えています。
そこで、新たな中望遠レンズを探していました。
中望遠マクロで開放f2.8より明るいレンズ・・・
う~ん・・・そんなもんはない!(泣)
僕の調べる限りで、現行のフルサイズ用レンズでそんなレンズはないんですよね。
「じゃあ、マクロは諦めて明るい中望遠レンズで探すかなぁ・・・」と気持ちを切り替えて探してたらあったんですよ。
しかも、これ前々から欲しかったやつだし!
見つけた時には「あっ!!」って声が出そうでした。
中望遠でマクロ(※ハーフマクロ)で開放f2・・・完璧に条件をクリアしたレンズ。
まさか、こんなに早くこのレンズを手にするとは思いもよらなかったです。
ちなみに、Sony用はありません。あるのはCanon用(ZE)とNikon用(ZF,ZF.2)のみです。
僕はα7IIに使うのでマウント変換アダプタを介して使うことになります。
Canon用は恐らくボディ側で絞りを調整するタイプなのでレンズに絞りリングがありません。なので、アダプタ側に絞りリングが付いているタイプか電子接点があるタイプでないと絞りを調整できません。(たぶん)Nikon用はレンズに絞りリングが付いているのでマウントを変換できれば使用できます。
※このマウント変換は各メーカーの推奨する使い方ではありません。このマウント変換による不具合や損傷等は自己責任となりますので予めご了承下さい。
買うことを決めてから危惧していたのは新品在庫があるかどうか
このレンズは既にMilvusシリーズとしてリニューアルされるのが決まっていて、2015年10月31日に生産終了がCosinaさんのホームページ上でアナウンスされており、そのことは僕も既に知っていたわけです。購入を決めたのが11月末頃ですので急いで新品在庫を探しました。
結果としては、Canon用は在庫がありましたが、Nikon用は危惧していた通り、新品在庫はどの店にもない状況でした。(ホームページには在庫ありって載ってたけど実際に店に行って確認したらなかったりしました むむむ!)
生産終了をきっかけに購入を決めた方が多かったのと紅葉のシーズンも重なっていたのが原因でしょうね。
僕は、Nikon用を買うつもりでしたので泣く泣く新品は諦めて中古品を探しました。
中古の在庫もあまりなかったんですが、新品同様の状態のものを見つけたので即座に発注です。(迷ってる間に先越されちゃうからね!)
「・・・とかいって、在庫確認してみたら既に売れてしまったとかじゃないの?」と疑いながらも待っていたら次の日に「用意ができたので今日の便で送ります」と販売店から連絡がありました。
「うぉ!まじか!ホントに来るのか」と、欲しかったレンズを手にする喜びと大金を失う悲しさが入り交じった不思議な心境です。
届いたので開けてみる
ブログネタ用に撮影しながら開封していて、外箱も一緒に写そうと、配送用の段ボールを手に取ったんですが・・・
外箱がない!
しまった・・・取扱説明書もない。
検査書(検査した人のサインがあるやつ)もない。
つまり、これが本物である証明みたいなものがないとゆう・・・
へこみましたね。ええ。撮影も中断したくらいですよ。
販売店はもちろん商品内容に付属品は何があるかを明記してるはずなので、僕がよく確認しなかったのが悪いんです。
箱や説明書や検査書がないから何ってことはないですが、性格的になきゃないで気になっちゃうんですよね。(笑)
そういった、大きいことから小さいことまで色々あるのが中古品の楽しさですよ。だから僕は、新品をまず探したんだ!(ブツブツうるせーな!)
肝心なレンズ本体は、内容通りに新品同様で使用感はほとんど感じない綺麗な状態でした。これには満足しています。
何はともあれ、この「Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100」みたいなレンズを手に入れたことで、レンズ編成がほぼ完成しました。
さあ、御託はどうでもいいので撮影するぞ!
ご観覧ありがとうございました。
またね~!