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はじまりはこのレンズから【SIGMA 30mm F1.4 DC DN】#1

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SIGMA 30mm F1.4 DC DN

SIGMAから発売されている「SIGMA 30mm F1.4 DC DN」に関するレビュー記事となります。
本レンズを使用した写真は、次回の記事に掲載します。


「F1.4の明るさ」と「高い光学性能」と「軽量コンパクト」、極めつけに「低価格」

そんな、メチャクチャで夢のようなレンズを実現したレンズシリーズがSIGMAから3本発売されています。

その内のひとつが本題である「SIGMA 30mm F1.4 DC DN」です。

今回は外観についてお伝えします。


仕様

「SIGMA 30mm F1.4 DC DN」は、ミラーレス一眼カメラ用のAPS-C規格とマイクロフォーサーズ規格に対応したレンズです。
2020年2月現在で販売されているのは、「ソニー Eマウント」「キヤノン EF-Mマウント」「マイクロフォーサーズマウント」の3種類。

※以下、SIGMA公式サイトより抜粋


レンズ構成枚数:7群9枚

画角:
ソニー Eマウント 50.7°
キヤノン EF-Mマウント 48.2°
マイクロフォーサーズ 39.6°

絞り羽根枚数:9枚 (円形絞り)

最小絞り:F16

最短撮影距離:30cm

最大撮影倍率 1:7

フィルターサイズ:φ52㎜

最大径 × 長さ:
ソニー Eマウント φ64.8mm × 73.3mm
キヤノン EF-Mマウント φ64.8mm × 73.3mm
マイクロフォーサーズ φ64.8mm × 72.1mm

質量:
ソニー Eマウント 265g
キヤノン EF-Mマウント 270g
マイクロフォーサーズ 260g

※以上、抜粋終わり



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はじまりはこのレンズから

時をさかのぼって、2016年のことです。

「F1.4の明るさ」と「高い光学性能」、「日常でも使い易い軽量コンパクトな筐体」を実現した単焦点レンズシリーズの第一弾として、その年に「SIGMA 30mm F1.4 DC DN」がリリースされました。

そんな2016年に、僕は何をしとったかと言うと、たぶん4K動画撮影に夢中だったような気がします。

僕がジンバル撮影で4K動画がどうのこうのと言っている間に本レンズは発売されていて、そんな中「SONY sonnar T* E 24mm F1.8 ZA」を買い直す道中で本レンズの存在を知ったと思います。



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当時は、「SIGMAは、こんな明るいレンズを出したんだ。ふーん」ぐらいの印象でした。
確かにF1.4で明るいですが、画角としてはそこまで魅力を感じることがなかったです。

ところが、翌2017年に「SIGMA 16mm F1.4 DC DN」が登場するのを知った時は、「すごいレンズが出る!」と衝撃を受けました。

APS-Cミラーレス一眼で、当時この画角でこの明るさのレンズはなかったですから。

その衝撃のまま「SIGMA 16mm F1.4 DC DN」を購入しました。

描写として素晴らしい結果を得られたので、その翌年に発売された「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」を購入し、謎に2年の空白期間が出来ましたが、こちらも素晴らしい結果を得ました。

そして、ならばここまで来たのでと、ようやっと「SIGMA 30mm F1.4 DC DN」を購入する流れになったのです。


操作性

AFだと内部の振動がけっこう伝わる場合があります。

近距離から遠距離にかけて、急なピント移動をすると顕著に発生します。
音としても手の感触としてもハッキリとした振動なので、動画撮影でピント送りをするときには、ノイズを拾わないよう注意が必要です。

フォーカスリングは滑らかに回ります。
これは、「SIGMA 16mm F1.4 DC DN」と「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」共通の心地良いものです。



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大きさ、重さ

「α6500」に取り付けると、ちょうど良い大きさと重さです。
デザインもシンプルなので、よく似合っています。

3本を並べてみると「SIGMA 30mm F1.4 DC DN」は、「SIGMA 16mm F1.4 DC DN」と「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」の中間ほどの大きさになります。

重さについては、ソニー用とキャノン用だと「SIGMA 30mm F1.4 DC DN」が最も軽く、マイクロフォーサーズ用だと、どういう訳か「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」のほうが軽いんですね。

「SIGMA 16mm F1.4 DC DN」は、どの道どうしようもないくらい大きく重いです。

これは、「SIGMA 16mm F1.4 DC DN」をディスってるわけではなく、やっぱり他社とはレンズ作りのアプローチが、良い意味で異なるのを現しているよなあと感じているのです。



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価格

実売価格は価格.com調べですと、2020年2月19日時点のソニーαE用最安値でそれぞれ


「SIGMA 30mm F1.4 DC DN」33,800円
「SIGMA 16mm F1.4 DC DN」40,510円
「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」43,830円

平均販売価格を考慮すると、「SIGMA 30mm F1.4 DC DN」は他の2本に比べて約1万円くらいの価格差がありますね。


SIGMA希望小売価格ですと


「SIGMA 30mm F1.4 DC DN」48,000円
「SIGMA 16mm F1.4 DC DN」57,000円
「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」57,000円

こちらも、約1万円くらいの価格差があります。

3万円代なら、初心者も手を出しやすい価格になってきますから、単焦点の入門用として位置付けている面もあるなと感じます。

だから、このレンズはそういった入門用として、あえて間口を広げるために価格を下げているのだ

とか、思ったら大間違いですよ。

なぜ、このレンズが安く設定されているのか。

次回の実写編でお伝えしたいと思います。



ご観覧ありがとうございました。
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