「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」に関するレビュー記事となります。
今回は、本レンズで撮影しLightoroomで現像した写真を掲載しながら、外観や描写を含め、実際に使ってみた感想のまとめをお伝えしたいと思います。
外観についての記事はこちら
www.kiuma-photogram.com
描写についての記事はこちら
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f1.4 1/250sec iso100
このレンズの特徴
軽量コンパクトで高画質、そして低価格
歪曲収差や周辺減光を、カメラ側で補正することで、上記のコンセプトが実現されました。
デジタル技術を活用する利点と、SIGMAらしい光学性能の高さをうまく組み合わせています。
SIGMA公式サイトの本レンズ紹介ページに「カメラ内での補正機能を使用する事を前提にレンズ設計を行い」と明記されていることは、ユーザーに対して誠実なメーカーと言う印象をうけます。
続いて、本レンズの良い点、悪い点について言及します。
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良い点
「Artラインに匹敵する高画質と小型化を両立」はマジだ
Artラインとは、「高水準の芸術的表現を叶えるアーティスティック・ライン」だそうで、要するに「光学をとことん追求して、最高の描写性能を実現しようのコーナー」です。
「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」は、この「Artラインのレンズ」から「歪曲」と「周辺減光」の収差補正を引き算したら、こんなに小さくなっちゃったレンズです。
実際に、そんな発想で作られたのかは分かりませんが、このレンズの描写性能の高さを表現するなら、上記のような説明が適切だと思います。
つまり、Artラインのレンズと同等の描写性能でいながらコンパクトな筐体です。おまけに、価格もコンパクト。
これ以上のものはないぐらい良い。と、まんまと言わされているような気分。
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悪い点
特になし
正直、非の打ち所がないので、いくら考えても思い浮かばないです。
他社のすき間に上手く入り込んだ感じもありますね。
なので、渋々揚げ足をとっておくと、Aps-cやマイクロフォーサーズのレンズとしては軽量ではないんじゃない?
あと、レンズフードを付けると、途端にデカく感じます。
まあ、僕は嵩張るの嫌なので付けてませんが。
f1.4 1/320sec iso100
まとめのまとめ
Artラインのレンズは僕にとって贅沢なものなのかも
マイクロフォーサーズはともかくとして、フルサイズのレンズばかり登場し、Aps-cのレンズは冷遇される傾向があります。
そんな中で、こういったコンパクトで高性能なレンズが使えるのは、フルサイズにはない優位性として嬉しく思います。
収差に関して、歪曲や周辺減光が気になる場合は、補正を加えることでほとんど解消されます。
それ以外の収差はよく抑えられていますし、個人的には実質無いようなもんです。
それでもレンズ自体の光学性能にこだわるのであれば、Artラインのレンズを選んでみるのも良いのではないでしょうか。
「ただコンパクトにする」だけではつまらない
そんなメッセージを感じました。
ご観覧ありがとうございました。
ほんならまただわ!
f1.4 1/1250sec iso100
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