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SIGMAへの疑念【SIGMA 56mm F1.4 DC DN】#1

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SIGMA 56mm F1.4 DC DN

SIGMAから販売されている「56mm F1.4 DC DN」に関するレビュー記事となります。
実際に使用した写真は、次回の記事に掲載します。

このレンズほとんど使っていませんでした。

2年前の発売前に予約して購入したきり、ほとんど使っていません。
そんな状態でしたので、このレビュー記事を作成するにあたり、改めて本レンズを使って撮影をしてきました。

今回は外観を見ていきながら、その辺りの「ほとんど使われていない」ことについてもお伝えしていきます。


仕様

「56mm F1.4 DC DN」は、ミラーレス一眼カメラ用のaps-c規格とマイクロフォーサーズ規格に対応したレンズです。
2020年1月現在で販売されているのは、「ソニー Eマウント」「キヤノン EF-Mマウント」「マイクロフォーサーズマウント」の3種類。

※以下、SIGMA公式サイトより抜粋


レンズ構成枚数:6群10枚

画角:
ソニー Eマウント 28.5°
キヤノン EF-Mマウント 26.9°
マイクロフォーサーズ 21.9°

絞り羽根枚数:9枚 (円形絞り)

最小絞り:F16

最短撮影距離:50cm

最大撮影倍率 1:7.4

フィルターサイズ:φ55㎜

最大径 × 長さ:
ソニー Eマウント φ66.5mm × 59.5mm
キヤノン EF-Mマウント φ66.5mm × 59.5mm
マイクロフォーサーズ φ66.5mm x 58.1mm

質量
ソニー Eマウント 280g
キヤノン EF-Mマウント 280g
マイクロフォーサーズ 256g

※以上、抜粋終わり



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左)SIGMA 56mm F1.4 DC DN 右)SIGMA 16mm F1.4 DC DN

なぜ2年間ほとんど使うことがなかったのか

僕は撮影に出かける場合、レンズを3本持ち出すのですが、単焦点レンズは、なるべく同じ大きさのレンズで合わせます。

レンズ交換したときに違和感があるので、それを避けたいわけです。
なので、統一感のあるレンズで合わせたいと考えています。

同じメーカーであれば、外観デザインも統一されてなお良いですね。


本レンズは、シリーズとして3本のラインナップが存在します。


・第一弾として登場したのが「30mm F1.4 DC DN」
・第二弾として登場したのは「16mm F1.4 DC DN」
・第三弾として今回取り上げる「56mm F1.4 DC DN」

僕はこのうち、第二弾の「16mm F1.4 DC DN」を持っていますが、とても素晴らしいレンズです。
それではと思い、次に登場した本レンズを購入するに至ったのです。

しかし、「16mm F1.4 DC DN」と「56mm F1.4 DC DN」では大きさが随分違うので、一緒に持ち出すことはないですね。
じゃあどうしようか、どのレンズと一緒に持ち出そうかと悩んでいる間に2年が経ったのであります。

www.kiuma-photogram.com



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ファーストインプレッション

開封してみたが、特に感動はなかった。

これが正直な感想です。

SIGMAのレンズを何本か使っていることや、企業の動向も知っていますので、SIGMAの品質の良さを信頼しています。
その上で、このレンズも絞り開放からシャープで良いレンズ。
それは見るまでもないこと。

「まあ、こんなもんだろうな」

そんな気持ちが、「ほとんど使うことがなかった」ことにも繋がっています。

なにか尖った一面を期待していたところがあったのかもしれません。

SIGMAと言えば、「レンズが大きく重いのは熱意の現れ」と思えるほど、尖ったレンズばかりです。
基本的に、僕は大きく重いレンズはお断りですが、それでも良いなあと思えるほどです。

「いやいや、きうま、あの性能で考えたら、実際は小さく軽いんだよ」

分かってますって。

だから、SIGMAは小型軽量なレンズを作るのがヘタクソなのではなく、他社がやらないぐらいのレンズ性能を追求した結果として、「大きく重いレンズに見られがち」なわけですよ。
だって、比較対象がないんだもの。

「じゃあ、SIGMAが一般的なレンズ設計で作るとどうなるか見せましょうか?」
「ほら、他社より小型軽量で性能の良いレンズが作れるんですよ。」

と言うのが同社の「Contemporary」シリーズですね。

確かにそう!

だけど、ホントにそれやっちゃうかなあ。

優秀なレンズではあるけど、コンセプトのまんま過ぎてドン引きです。
16mmは違ったじゃん。

まあ、でも買うよね。

だって、小型軽量で高性能、おまけに価格も他社よりも安いですもん。

大衆の求める高品質低価格なレンズを提供していて、ユーザーからの支持も厚い。

買わない理由がない。



単なる明るい中望遠だと思ったら大間違いだった

僕みたいなアマチュアや初心者の方が好んで購入することが多いと思います。

一見して、開放から明るくて良く写るし良いレンズだ。

僕もそう思っていた。

だけど、今回の撮影で、このレンズは何かがおかしいことに気付いたのです。

大衆受けの良いレンズを、只々提供しているわけではない。
彼らの本質はそこじゃない。

なるほど、SIGMAはこんなことするんだな

このレンズを使った写真を眺めながら、そう感じました。


そんなわけで

次回は、本レンズで撮影した写真を掲載していきます。



ご観覧ありがとうございました。
ほんならまただわ!



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