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「絵になる写真」量産機【SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM】#5

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SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM

前回に引き続き

「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」をα7IIIに取り付けて撮影した写真を掲載していきます。

今回は、本レンズを2年間使ってみた感想をお伝え出来ればと思います。



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176mm f7.1 1/1250sec iso400

強制的に絵になる

ピント面がシャープで、焦点距離が長いことで前景や背景がよくボケる。
そして、画角が狭いことで何をモチーフとするのかが明確になってきます。

これは、望遠レンズになるほど、焦点距離が長くなればなるほど顕著に現れます。

この「何をモチーフとするのかが明確になる」と、撮影した写真が「何を伝えたいか分かりやすい」ものになります。

「分かりやすい写真」が良いかどうかは置いといて、写真の持つ「他者と共有する」と言った側面で見ると、他者にとっても撮影者の意図を汲みやすくなるので意思疎通がし易いですね。

加えて、撮影した本人も、後日その写真を見返した時に、「これはこんな意図があったな」と思い出しやすいものです。

こういった写真を見て、僕自身がよく感じるのは「絵になるなあ」ということです。

「絵になる写真」は撮っていても楽しいですし、見ていても心地良いです。



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100mm f5 1/640sec iso100

手持ちで撮影できる

「絵になる写真」を求めるなら、もっと望遠のレンズにしたら良いのでは?

とか思ってしまいますが、そこを追求していくと、レンズの大きさと重量の問題が出てきます。

人それぞれの許容範囲とのバランスを考えて選ぶ必要がありますね。

僕の場合だと、中くらいのカメラバックに収納できて、手持ちで撮影が可能な範囲で考えています。

そんな条件だと、「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」は許容範囲ギリギリいっぱい、ちょっとハミ出るのはご愛敬。
そんなところです。



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269mm f6.3 1/500sec iso1000

不満のあるところ

このレンズに唯一不満があるとすれば、1回目のレビュー記事でも触れましたが、AFの速度と正確性です。
これを解消するには、ミラーレスマウント化するしかないような気がします。

これにより、AF-Cにも対応できるようになりますし、レンズを構えっぱなしで腕が振るえることも少なくなります。
問題はSIGMAがいつ対応してくれるのかですね。

Artシリーズのミラーレスマウント対応はほとんど完了しているようなので、Sportsシリーズの対応と合わせて、近いうちに順番がくるかもしれないと思っています。

ただし、ミラーレスマウントを選ぶと言うことは、マウントアダプターによる変換ができなくなるので、他社のカメラで使用できなくなるデメリットもあります。
うーん、悩ましいところですね。



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100mm f5 1/640sec iso100

今後とも末永く

こうやって、昔の写真を眺めていて、「なかなか良いなあ」と自画自賛してしまいます。
「何を自分のショボい写真で喜んでんだ」と失笑されるかもしれませんが、自分が納得できればそれで良いと思っています。

自分で撮った写真を見て「良いなあ」と思えるなら、その写真を撮るのに使ったレンズもまた自分にとって「良いレンズ」です。


今後とも末永く使いたいと思います。


そんなわけで

「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」に関するレビューは、今回でひと区切りとなります。
また何年後かに経過をお伝えする機会があれば、お付き合いのほどよろしくお願いします。



ご観覧ありがとうございました。
ほんならまただわ!



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202mm f5.6 1/80sec iso200



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