大きなため息
どうしようもなく嫌でしょうがない。
避けられるものなら、避けて生きていきたい。
しかし、そう言ったことから逃げていると、前よりも大きな障害となって、いつかまた目の前に立ちはだかる。
だから、まだ頑張れば乗り越えられる今のうちに、それと対峙して決着をつけるべきだ。
これは俺が二十代に思った教訓だったか…
確かにそうなんだけどねえ。
だからって、乗り越えたぶん二十代の自分より強くなったかっていうとそうでもない。
子供のころ、外で転んでひざとか擦りむいただけで泣いていたもんだけども、今じゃそんなことで泣いたりしないほどたくましくなった。
その成長のインパクトに比べれば、大人になってからの成長なんてほとんどねえじゃねえか。
嫌なことは、慣れるってことはあっても毎回嫌だし。
前向きに捉える
どのみち避けられないのだから、自分の考え方を変える。
今の俺にはそれぐらいの方法しか思い浮かばない。
毎回ことあるごとに、自分の気持ちを制して切り替えていく作業はうんざりするけども。
そうやって、乗り越えていくしかないんだよ。
自分の気持ちだけをそこに残して、前に進むほかないんだよね。
なんだか、自分で自分をないがしろにするようで辛いこともあるけど、自分を大事にし過ぎることで、本当に大事なものを失うことを思えば、それは間違いではないんじゃないかな。
たまにはさあ
海でも見てさあ。
どうしようもない気持ちを語ってみるってのも良いかもしれないよ。
三十代の俺からは以上だ。
ほんならまただわ!